12月23日(土)東京・文京区の鳩山会館において、名古屋外国語大学学長であり、ドストエフスキー研究の第一人者の亀山郁夫氏をお招きし、「ロシア芸術とわたし」をテーマにした講演会を開催しました。
講演会は、テーマの背景、音楽、文学、歴史、ロシア精神、そしてロシア悲劇の根源に焦点を当てたものであり、特に今回は、「ロシア芸術とわたし」の背景と音楽に関する内容を中心にお話ししていただきました。講演の最後には「ウクライナ戦争と命の重さ」「憎しみについて」の見解も述べられました。
講演会終了後は参加者同士の交流の場として懇親会を設け、バラライカ演奏とともに歓談を楽しみました。また、日露交流史を専門とする歴史学者、外交官、政治学者、日露経済コンサルタント、ロシア語放送通訳者の方々から貴重なスピーチをいただき、日ロ関係に関しての貴重な意見を共有することができました。
現在、日ロ関係が依然として困難な状況である中、日本・ロシア協会は引き続き交流活動を通じて、民間レベルでの相互理解、友好および信頼関係の維持・継続を目指して参ります。引き続き皆様のご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。