10月9日(水)、12月4日(水)の2回にわたり、衆議院第一議員会館において、ロシア研究の第一人者である下斗米伸夫先生(神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授)を講師にお招きし、「ウクライナ戦争を読み直す」をテーマに講演会を開催いたしました。
ウクライナ戦争はアメリカの内政問題と密接に関わりがあるとする下斗米先生の視点から、講演会はアメリカ大統領選前後の日程で行われ、何がこの東西間の食い違いと巨大な悲劇を生み出したのか、様々な話法や回想、研究を踏まえながらお話しいただきました。
2回目の12月4日は、下斗米先生が11月にモスクワで開催されたヴァルダイ会議に参加された後の講演会でもあり、「トランプ和平は可能か」をサブテーマとして、モスクワの印象、プーチン大統領の会議での演説などを紹介しながら今後のウクライナ戦争の方向性を考えました。
講演会終了後には、元大使、現代ロシアアナリスト、元大学教授の方々の様々な角度からの活発なご意見を伺うことができました。